【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「うん。うまい……うまいよ、実来」
「よかった」
「うまいよ本当に。ちょうどいい味付けだよ」
「ふふふ。また作るよ」
「嬉しいよ。これからは実来の料理を、毎日食べれるんだ。こんなに嬉しくて、幸せなことはないよ」
「……ありがとう。美味しいもの、これから毎日いっぱい作るね。京介のために」
「ああ、嬉しいよ。ありがとう」
「でもあまり美味しくなかったら、ごめんね」
「そんなことない。実来の料理は美味しいよ」
「ありがとう」
「今度はハンバーグ、食べたいな」
「分かった。ハンバーグ、作るね」
「それは楽しみだな」
こんなに褒めてくれる京介のことを、わたしは本当に尊敬している。
京介のその優しさを、いつまでも忘れない。