【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「そうえば、俺も自己紹介してなかったね。俺の名前は、森嶋京介です。よろしくね??実来ちゃん」
「……は、はい」
森嶋京介さん……。
彼は、そんな名前だったんだ。
やっぱり思ったとおり、大人な名前だった。
「ところで、今日はどうしたんだい??まさかまた、電話してきてくれるなんて、思わなかったからビックリしたよ」
「す、すみません……突然お電話したら、迷惑ですよね……!?」
「ううん。そんなことないよ。嬉しかったよ」
「えっ……??」
嬉しかったよって……??
それがどういう意味なのか、わたしには分からなかった。
「……また君の声が、聞けたらいいなって、実はそう思っていたんだ」
「えっ??」
突然の告白に、胸がドキドキして高鳴るのが分かった。