【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「じゃあ引っ越したら、遊びに来てね??絶対」
「分かった。約束する」
「うん。約束〜」
こうしてわたしは、彩花を新居に呼ぶことを約束した。
旦那と赤ちゃんに会わせるのと、新居を見てほしいっていうのが、あるしね。
お茶会を終えて、彩花と別れたわたしは、大きなお腹を抱えながらもゆっくりと家に帰った。
「京介、ハッピーバレンタイン」
「お、そっか。今日はバレンタインか」
「うん。だから、はい。バレンタインチョコ」
「実来からもらう初めてのバレンタインチョコか。……それは嬉しいな」
「バレンタインだから、一生懸命手作りしたんだ。……美味しいかは、分からないけど」
「ありがとう、実来。嬉しいよ、すごく」
「……よかった」