【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉


「実来、ほんとにありがとう。……来月のホワイトデー、楽しみにしといてくれ」

「分かった。楽しみにしてるね??……でもその頃にはきっと、この子も産まれてるかもしれないんだよね??」

「そうだな〜。来月辺りには産まれる予定だもんな??」

「うん。この子の元気に動いてる鼓動がね、毎日分かるの。……そのたびに、本当に嬉しくなって。
わたしはお母さんになるんだなって、実感するの」

「そうだな〜。実来はお母さんで、俺はお父さんになるんだもんな??」

「……うん。この子は、わたしたちの宝物になるんだよ。誰よりも大切にしないといけない、大事な宝物にね」

「……そうだな。俺たちが、しっかりとこの子を守っていかないとな。この子の、親として」

「うん」








< 259 / 308 >

この作品をシェア

pagetop