【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「実来、ほんとにありがとう。……来月のホワイトデー、楽しみにしといてくれ」
「分かった。楽しみにしてるね??……でもその頃にはきっと、この子も産まれてるかもしれないんだよね??」
「そうだな〜。来月辺りには産まれる予定だもんな??」
「うん。この子の元気に動いてる鼓動がね、毎日分かるの。……そのたびに、本当に嬉しくなって。
わたしはお母さんになるんだなって、実感するの」
「そうだな〜。実来はお母さんで、俺はお父さんになるんだもんな??」
「……うん。この子は、わたしたちの宝物になるんだよ。誰よりも大切にしないといけない、大事な宝物にね」
「……そうだな。俺たちが、しっかりとこの子を守っていかないとな。この子の、親として」
「うん」