【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「……もう一度、君に会いたくて」
「……そ、それは、本気……ですか??」
「えっ??―――本気だよ」
わたしだって、もう一度彼に会いたかった。
だけどそう思っていたのは、わたしだけじゃないと知って、嬉しかった。
「……わたしも、あなたに、森嶋さんに。もう一度会いたくて……たまらなかったです。
あの日からずっと、会いたくて仕方なかったです」
「それは嬉しいな。同じ気持ちだったんだね??」
「……あの」
「今日の夜、もう一度、会えるかな??」
わたしの言葉を遮るかのように、彼はかぶせてそう言った。
「……えっ??わたしと、ですか??」
「えー??他に誰がいるんだい??」
「で、ですよね……すみません」
わたしったら、何を言ってるんだろ!?