【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「お母さん、後少しだけど、よろしくね」
「はいはい。今のうちに存分、甘えておきなさい」
「はーい。じゃあお母さん、お腹空いたからご飯食べたい」
「アンタって子は……よし。ご飯にしよっか。お箸持っててくれる??」
「うん。いいよ」
お箸をテーブルに並べて、お味噌汁の入ったお椀を並べた。
お母さんのご飯を食べられるのも、後少しなんだよね??
寂しくなるな〜。
恋しくなる、母の味。
わたしの母の味は、なんだろうな〜。
やっぱり肉じゃがと甘い卵焼きかな??
「さ、食べましょう」
「「いただきます」」
お母さんと一緒に夕飯を食べるのも残り少なくなって、なんだかんだで寂しい気持ちになる。
お母さん、これから一人で寂しくないかな……??