【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉


「お母さん、後少しだけど、よろしくね」 

「はいはい。今のうちに存分、甘えておきなさい」

「はーい。じゃあお母さん、お腹空いたからご飯食べたい」

「アンタって子は……よし。ご飯にしよっか。お箸持っててくれる??」

「うん。いいよ」

お箸をテーブルに並べて、お味噌汁の入ったお椀を並べた。

お母さんのご飯を食べられるのも、後少しなんだよね??

寂しくなるな〜。

恋しくなる、母の味。

わたしの母の味は、なんだろうな〜。

やっぱり肉じゃがと甘い卵焼きかな??

「さ、食べましょう」

「「いただきます」」

お母さんと一緒に夕飯を食べるのも残り少なくなって、なんだかんだで寂しい気持ちになる。

お母さん、これから一人で寂しくないかな……??






< 265 / 308 >

この作品をシェア

pagetop