【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「ん、美味しい。これだよ、これ。やっぱりお母さんの肉じゃが、本当に美味しい」
「ならよかった。アンタは昔から甘めが好きだもんね??」
「うん。お母さんの作る肉じゃが、お袋の味って感じだもん」
「そっか。お袋の味か……」
「うん。後ね、甘い卵焼き」
「卵焼きはいつもお砂糖たっぷり入れてるからね」
「そう。その甘いヤツが極上に美味しいの」
「それはよかった。遊びに来たら、また作ってあげるわね」
「やった。嬉しい〜。子供にも食べさせてあげたいな」
「食べさせてあげなさい。実来の料理が、いつかお袋の味になるようにね」
「そうだね、頑張ろう。料理もっと上手くなりたいから、お袋の味ってヤツを作ってみてもいいかもね〜」
「頑張りなさい。母は強し、よ」
「うん」