【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
侑子さんはとても楽しくお子さんの話をしてくれるので、わたしまで楽しくなって、不安も少しだけどなくなっていた。
京介さんは普段仕事があるので、なかなか来ることが難しいけど、時間がある限り来てくれる。
入院している間に、新しい新居への引っ越しも終わったみたいで、何も手伝えなかったのが申し訳ないくらいだった。
京介さんは気にするなと言ってくれたけど、早くわたしもあの家行くのが楽しみだ。
「実来」
「あ、京介。今日も来てくれたの??」
「ああ。具合はどうだ??」
「全然問題ないよ。血液検査とか、血圧も問題ないって」
「そっか。それはよかったな」
「うん。新居の方はどう??片付け終わりそう??」
「もう少しで終わるよ」
「引っ越し、任せっきりでごめんね」