【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
話しかけてくれる人もいないので、どうしたらいいのか分からない。
とにかく陣痛のかなりの痛みのせいで、何も考えられなくて……。
ベッドの手すりを掴んでみてはいても、なんとも言えないような痛みで、耐えきれる自信がまったくなかった。
誰かの応援があれば、頑張れる気がするけど……。
そんなの今はないので、こうやって必死に耐えるしかなさそうだ。
「森嶋さーん、旦那さんすぐこっちに向かってくれるそうだから、もう少し頑張りましょうね〜??」
「は、はいっ……‼」
「どう??痛い??大丈夫??」
「い、痛いです……死にそうなくらい、痛いです……!!!!」
もうダメ〜!!!!
本当に痛くて子宮が取れそうな感覚になった。
そして、涙も出てきてしまった。