【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「ここのお店でもいい??ここのお店、結構美味しいんだよ」
「そうなんですね。じゃあ、ここにします」
「入ろうか」
「はい」
近くにあるカフェレストランに入り、向かい合うように座った。
店員さんがおしぼりとお冷を持ってきてくれる。
森嶋さんは、メニューを眺めながら何を食べるか選んでいた。
「……実来ちゃんは、何にする??」
「わたしですか??あ……えっと」
「俺は、ハンバーグとステーキのやつにするつもりだけど」
「じゃあわたし、この季節限定のオムライスシチューにします」
「じゃあ、オーダーとっちゃうね」
「……はい。ありがとうございます」
さすが森嶋さんだな。
なんでも、やってくれる。
こうやって引っぱってくれる感じ、大人だな、やっぱり。