【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「ああ」
髪を乾かして整えた後、わたしも寝室へと戻った。
「京介、お待たせ」
「……実来」
京介はいきなりキスをしてきた。
「っ……きょ……すけ??」
「愛してる、実来」
「うん。……わたしも愛してる」
「さ、ベッドへ行こう」
「えっ、でも、明日朝早いんでしょ……??」
「いいんだよ。実来に触れたくなってしまったから。触れたいんだ。……いいだろ??」
「……うん。たくさん、触れて??」
「じゃあ遠慮なく。触れさせてもらうね??」
「んっ……っ……」
ベッドの中で京介の温もりに触れながら、その夜京介に抱かれた。
とてもとても、幸せな夜だった。
愛する人の隣で眠れるって、こんなにも幸せなんだと改めて感じた。
そして次の日、わたしは仕事に行く京介を笑顔で行ってらっしゃいと見送った。
【番外編Fin】