【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「そうだろ??それなのに、実来ちゃん、君は何を躊躇っているんだ??」
「何を……躊躇ってる??」
「そうだ。俺はたしかに35だよ。君は20歳くらいだろうから、15も年の差がある」
「…………」
「だけど年の差なんて関係ないだろ??年の差があるなんてのは、今は普通のことだ。
……確かに、ジェネレーションギャップがあるかもしれない。だけど、それでいいじゃないか。お互いが好きなんだと感じていれば、それでいいじゃないか」
「……すみません、森嶋さん」
「いや、謝るのは俺の方だ。済まない。ちょっと感情的になってしまったみたいだ」
「……いえ、嬉しかったです」
「えっ??」
「森嶋さんの気持ち……よく、分かりました」
「本当に??本当に、分かったのかい??」