【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉




「……はい。わたし、やっぱり森嶋さんのことが好きです。今日こうやって会って、ますます、好きなんだと思いました」

「……実来ちゃん」

「……わたしと、お腹の子、幸せにしてくれますか??この先ずっと……幸せにしてくれますか??」

「―――もちろんだよ。必ず、幸せにしてみせる。俺を選んだこと、後悔はさせないよ??」

「……期待、しています」

「好きだよ、実来ちゃん。これからもずっと、大好きだよ……」

「……はい」

森嶋さんはもう一度、今度は優しくキスをしてくれた。

キスしたら、思い出した。

あの時の夜のこと。

……絶対に忘れない。忘れられない。

森嶋さん……わたしは森嶋さんと、幸せになりたい。

お腹の子と、3人で。




< 39 / 308 >

この作品をシェア

pagetop