【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「……はい。わたし、やっぱり森嶋さんのことが好きです。今日こうやって会って、ますます、好きなんだと思いました」
「……実来ちゃん」
「……わたしと、お腹の子、幸せにしてくれますか??この先ずっと……幸せにしてくれますか??」
「―――もちろんだよ。必ず、幸せにしてみせる。俺を選んだこと、後悔はさせないよ??」
「……期待、しています」
「好きだよ、実来ちゃん。これからもずっと、大好きだよ……」
「……はい」
森嶋さんはもう一度、今度は優しくキスをしてくれた。
キスしたら、思い出した。
あの時の夜のこと。
……絶対に忘れない。忘れられない。
森嶋さん……わたしは森嶋さんと、幸せになりたい。
お腹の子と、3人で。