【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
わたしはメッセージに住所を送った。
その5分後、森嶋さんから今から家を出ると連絡が入った。
妊娠しているこの体で、とにかくつわりが心配だけど。
でも、森嶋さんがせっかく誘ってくれた。
だから、どこへでも行きたい。森嶋さんと。
30分後に着くと連絡が入ったので、わたしは急いで支度をした。
歩きやすいようにジーパンにした。
紅葉を見に行くとは言っていたけど、何かあると大変だから、スニーカーにした。
絶対ヒールなんて履いたら、森嶋さんきっと怒るだろうし。
妊娠しているんだから、転んだら危ないだろ??とか言われそうだから、やめておこう。
「お母さん、わたし出掛けてくるね」
「あら、どこに行くの??」
「ちょっと、紅葉を見に行ってくる」