【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
【森嶋さん目線】
「実来、寒くないか??」
「はい。大丈夫です」
実来と久しぶりにデートというか、紅葉を見に来た。
実来はとても嬉しそうで、笑顔が耐えなかった。
実来の笑顔は、俺を幸せな気持ちにする。
実来はつい可愛いことばかりする。
おっちょこちょいというか……なんとも可愛らしいというか。
そういう実来の良さが、俺は好きなんだと思う。
こういう自然体で接してくれる女の子のほうが、俺にはあってるのかもな。
……実来、俺は実来のことを本気で愛している。
でもそれは、子供が出来たからじゃない。
たぶん初めて会ったあの時から、俺はきっと実来のトリコになっていたのかもしれない。
知らぬ間に、体だけじゃなく、心まで。