【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
隅々まで、俺はきっと実来のことで埋め尽くされていたんだな、きっと。
実来、俺の愛おしい人。
なくてはならない存在。
実来がいるから、今の俺がある。
実来がいてくれるから、俺は実来のため、お腹の子のため、何事も頑張れる。
「……森嶋さん??」
「ん??どうしたんだ、実来??」
「あの……写真、撮りたいです……」
「写真??撮ってやろうか??」
「あっ、あの……その、そうじゃなくて……」
「なんだ??」
「……森嶋さんと一緒に、写真が撮りたいんです」
「えっ??」
「や、やっぱり……ダメですか??」
「……いや、いいよ。撮ろう」
「えっ??本当ですか??」
「ああ、せっかくだ。一緒に撮ろう」
「はい‼」