【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
照れた感じで恥ずかしそうに写真を撮りたいと言った実来。
そんな姿だって、可愛いとさえ思ってしまう。
やばいな……。
35にもなってこんなに年下の女の子と付き合う所か、お腹には俺たちの子がいて。
たった一夜の関係だったのに、まさかこんな形で実来とまた繋がれるなんて……。
これはもう、奇跡と言っていいかも知れない。
本当に日に日に、俺は実来のことをどんどん好きになっている。
「森嶋さん、笑ってください」
「えっ??わ、笑えてなかったか??」
「はい。強ばってますよ、顔??ちょっと、怖いです(笑)」
「す、すまない。……えっ??」
スマホのカメラのシャッターが押された瞬間、俺の頬に実来の顔があった。
それはあっという間で……。