【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
○僕の大事な人です



紅葉デートをしたあの日から早くも2週間が経った。

そして日曜日。

今日は、京介さんがわたしの家に挨拶に来る日だ。

もう緊張して緊張して、仕方ない。

お母さんも京介さんに会えるのをとても楽しみにしているのだ。  

京介さん、まだかな……。

そしてピロンと、わたしのスマホに連絡が入った。

【もうすぐ着く】

「お母さん、京介さん、もうすぐ着くってよ」

「あら、そう??じゃあお茶淹れる準備するわね」

「うん」

京介さんが挨拶に来るって分かっているから、なんだかとても緊張する〜。

どうしよう……。

わたし不安だけど、だけどね。

京介さんが隣りに居てくれるって思うだけで、心がなんだか落ち着く気がした。

京介さんの魔法って、不思議……。





< 70 / 308 >

この作品をシェア

pagetop