【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉



「ありがとう。実来のお母さんに挨拶するから、ちょっと気合い入れたけどね」

「えっ??そうだったんですか??」

「うん。内緒だけど」

「ふふふ。二人だけの秘密ですね??」

「そうだね。実は今日、結構緊張してるんだよね」

「えっ、そうなんですか??そんな風には見えなかったです」
 
「まぁ大人だし、そこはもう出さないように気をつけてるだけど」

「そうだったんですね」

京介さんの新たな一面を知った。

「実来、つわりは平気か??」

「大丈夫ですよ、今の所。もう少しで安定期に入りますし、それまでの辛抱です」

「そっか。ムリはするなよ??」

「はい。ありがとうございます」

しばらくして、お母さんが紅茶とバームクーヘンを切って持ってきてくれた。




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