【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「……そんなに可愛い顔されると、もう我慢出来ないんだけど??」
「えっ……??」
そう思った時にはもう、わたしは言葉を出せなくなっていた。
―――彼の唇が、深く重なったからだ。
「んっ……」
もう何も考えられなくなっていた。
気が付いた時にはもう、わたしはベッドの上に倒れ込んでいて……。
「んっ……ちょっと待ってください……」
「待たないよ??早く、お礼させて??」
やっぱりこの人は、有無を言わさない人だ……。
こんなにも大人な人なのに、せっかちな所は少し子供みたいで……。
なんというか……。
少しだけ、くすぐったいような気持ちになった。
―――だけど、彼に抱かれた時、わたしは間違いなく彼の腕の中で温もりを感じた。