【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「あっ……んっ……」
彼に抱かれたのは初めてなのに、何度も抱かれているかのような気持ちになった。
お礼をしたいと言ったのはわたしなのに、こんなにも優しく、だけど情熱的に抱かれたのは初めてで、もう何も考えられなくなっていた。
「はぁっ……っ……」
時々漏れてくる、彼の甘い吐息が、わたしの理性をさらに狂わせた。
彼のことがもう好きになりそうなくらい、彼のテクニックにトリコになっていた。
さすが大人な男って感じだった。
……今まで何人の女の人を抱いたんだろうってくらい、テクニックがあって、もうわたしの理性は保てそうになかった。
「やぁっ……んっ……」
ギシギシと揺れるダブルベッドが、その二人の保てそうにない理性を物語っていた。