【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「課長、お疲れ様です。お先に失礼します」
「お疲れ様。気をつけて帰れよ??」
「ありがとうございます。お疲れ様です」
定時になり、みんなぞろぞろと帰っていく。
俺は残りの仕事を片付けるために、パソコンへと向かった。
ここの所、俺がいる会社は業績もよく、新たな取引先との契約も決まったので、結構右肩上がりになってきた。
そんなに大きくはない中小企業だけど、課長として、俺は社員のことを誇りに思っている。
みんな自慢の社員だ。
みんながいるから、俺は課長として信頼してもらえるんだと思う。
するとその時。
実来から電話がかかってきた。
「もしもし実来か??どうした??」
「すみません突然……ちょっと、京介さんの声が聞きたくて」
……実来のヤツ、本当に可愛いな。
【森嶋さん目線】