この、空の下。君に最初で最後の恋をした。


この人に着いていく…

この手をとれば…

後にはもう戻れない。

それを分かっていながらも私は迷いなくスッと差し出された手を取った。

ニタァ、男の顔が妖艶に笑んだような気がした。

あぁ、もう引くことはできない…

さようなら…
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