やり直せる?

昼からは、結構お客様が来て
忙しくて、あっと言う間に
帰る時間になり

店には、貴史さんが
入ってきていて
洋介に肩をトントンとされて
気がついた。

貴史さんの顔をみると
ニッコリ笑うから
私も微笑んだ。

すると洋介が
「もういいから帰れ。」
と、言われてしまい
帰る準備をした。

洋介に
「洋介、帰るね。
お疲れ様でした。」
と、言うと
「ああ。お疲れ様
また、明日な、紗英。
貴史さん、お迎えお疲れ様です。」
と、言うと
貴史さんは、
「お疲れ様です。」
と、言って頭を下げ
私の手を取り歩きだした。
ん?なに?と、思い
「貴史さん?」
と、言うと
「それだよ。」
と、言うから
ん?と首を傾げると
「洋介さんは、洋介なのに俺は?」
と、言われて
「貴史····さん?」
と、言うと
黙って、どんどん歩くから
わぁ···たいへん····と
「貴史ってば、貴史。」
と、言うと
いきなり立ち止まり下を向く貴史
そばに行き顔を除くと
ニヤリと笑って
「いいなぁ。それ。」
と、言うから
「うふふっ、ごめんね。
洋介は、小さい時から
ずっと洋介だったから。
貴史が傷つくとは思ってなかった。」
と、言うと
「洋介さんは、従兄だからな。
でも、紗英に呼んで貰うと
別の物になるんだなぁ。」
と、嬉しそうに言う貴史に
また、初めてを貰ったと
私も嬉しかった。

二人で買い物をして
夕飯を作り
貴史に喜ばれながら
一緒に食べて片付けをした。

貴史に先にお風呂に入るように
言われて、そうさせて貰った。

身体や髪を洗い
湯船につかっていると
貴史が入ってきて
「きゃっ!」
と、言うと
「きゃーは、ないだろう。」
と、言いながら湯船に入ってきて
私を自分の上に座らせて
「明日は、俺も仕事だけど
どうする?」
「私は、水曜日休みだから
火曜の夜に来ようか?」
と、言うと
「火曜と水曜だけ?」
と、言われて
えっと、思っていると
「でも、毎日は無理だよね。
紗英は、あの部屋に入った
ばかりだから。」
と、言われて
「うふふっ、だったら
貴史が私の部屋に帰ってきて。
貴史の方が早い時もあるかも
知れないけど。」
と、言うと
「帰ってきて、か。
いいなぁ、嬉しいな。
紗英の所に帰る。
仕事で遅いときは連絡する。」
と、言うから
うんと頷くと
「では。」
と、言って
私の胸先をはじき
ワナワナと揉みはじめ
「·····ん···ぅん····やっ····」
「やっ、じゃないよ」
と、言う貴史の分身は
私の腰にあたっていて
そのまま、一気に入ってきて
「·····ぅん···あ·····ぁん····」
「うっ····はぁ····っ···たま··らっ···ない···」
下から突き上げられて
二人で果て
貴史に抱き上げてられて
身体を拭かれて
ベッドへ
またまた、翻弄されて
ぐったりして寝てしまう
毎日、こんなんで大丈夫かな
と、考えるが····眠りに引きこまれた

目が覚めると貴史に
抱き締められて寝ていた
幸せだなぁと、貴史にすり寄ると
ギュッと抱き締めてくれた。

幸せすぎて、本当に····怖いくらい

朝、目を覚まして
朝食の準備をして出来上がると
貴史が起きてきて
後から抱き締めるから
「おはよう。」
と、言って振り向くと
貴史も
「おはよう。」と、チュッとする
私は、ポケットから
「これ、渡しておくね。」
と、ワクモのアクセサリーを
つけた鍵を渡した。
すると貴史は
その鍵をじっとみてニヤリとして
「ありがとう。」
と、言って
自分もポケットに手をいれて
私に渡した。

それは、やはりワクモの
アクセサリーで
私と色違いで
びっくりして、二人で笑った。

「ありがとう、嬉しい。」
「俺も。」
と、言いあい
食事をして、準備をして
やはり、貴史のスーツ姿
かっこいいと思っていると
チュッとされて
真っ赤になる。

二人で
行ってらっしゃい
行ってきます
と、言い合って出掛けた。
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