HEAVEN's Door
「…ねぇ」
巧くんは気持ちよく晴れている空を見つめながら
「君のお父さんはいない…って言ってたけど、どうしたの?」
あたしは食べ終わったお弁当箱を片付けながら
「バイクに乗って発進しようとした時に後ろから車に追突されたんだって。
…横にいたママを巻き込まないように突き飛ばしたって」
「…そう」
「クリスマスイヴからクリスマスへ。
日付が変わる頃だったって」
「そっか」
巧くんはじっと空を見つめていた。
「どうして聞きたいと思ったの?」
あたしの顔をじっと見つめた巧くんは
「いや…何となく、聞かなきゃいけない気がして」
あたしは苦笑いして
「変なの〜!!」
そう言うと巧くんも苦笑いをしていた。
巧くんは気持ちよく晴れている空を見つめながら
「君のお父さんはいない…って言ってたけど、どうしたの?」
あたしは食べ終わったお弁当箱を片付けながら
「バイクに乗って発進しようとした時に後ろから車に追突されたんだって。
…横にいたママを巻き込まないように突き飛ばしたって」
「…そう」
「クリスマスイヴからクリスマスへ。
日付が変わる頃だったって」
「そっか」
巧くんはじっと空を見つめていた。
「どうして聞きたいと思ったの?」
あたしの顔をじっと見つめた巧くんは
「いや…何となく、聞かなきゃいけない気がして」
あたしは苦笑いして
「変なの〜!!」
そう言うと巧くんも苦笑いをしていた。