HEAVEN's Door
「むっちゃん、大丈夫?」
手紙を握りしめて、あたしは泣いていた。
隣に座っていたリコが背中を撫でてくれる。
「…本当のパパからの手紙だった?」
あたしは頷く。
「良かったね、むっちゃん」
リコの涙声があたしの頭上から聞こえる。
「本当のパパは。
むっちゃんの存在をちゃんと知っていてくれたじゃない!
きっと…神様がむっちゃんの想いを過去のパパに届けてくれたんだよ」
ずっと、その存在を知ってから。
あたしは会いたいって思ってた。
パパは自分が死ぬ前に。
あたしが生まれる事を知っていたんだ…
しかも、ここにこうやって手紙がある。
夢じゃ、ない。
手紙を握りしめて、あたしは泣いていた。
隣に座っていたリコが背中を撫でてくれる。
「…本当のパパからの手紙だった?」
あたしは頷く。
「良かったね、むっちゃん」
リコの涙声があたしの頭上から聞こえる。
「本当のパパは。
むっちゃんの存在をちゃんと知っていてくれたじゃない!
きっと…神様がむっちゃんの想いを過去のパパに届けてくれたんだよ」
ずっと、その存在を知ってから。
あたしは会いたいって思ってた。
パパは自分が死ぬ前に。
あたしが生まれる事を知っていたんだ…
しかも、ここにこうやって手紙がある。
夢じゃ、ない。