男装で青春してますっ!


 「あれ?怒った?」




裕二は、そんな一樹を笑いながら追いかける。

一樹にとって、その態度が一番ムカつく理由であって・・

 

 
 「うっせー!」




一樹は裕二を怒鳴りつけた。

しかし、さすがと言うか、裕二は全く気にする様子が無い。

それどころか




 「遅刻したのは、そっちだろ。一樹ちゃん!」




と、更に感情を逆撫でするようなことを言い出す。



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