リアル彼氏
さっそくスマホを取り出してゲームのプレイボタンをタップする。
画面上ではデートの約束の当日がやってきていた。
藍のキャラクターとは前回と違う服装になっていて、なかなか凝っているなと感じさせた。
「どこへ行きたい?」
さっそく藍からの質問だ。
1「ショッピングしたい」
2「ご飯を食べたい」
3「港を見に行きたい」
確か、ゲーム上の約束時間は午前10時だ。
だとすれば2番のご飯には少し早い。
となると1番か3番だ。
「ショッピングは楽しいけど、男の子と行くなら港が見える場所かな」
恋愛経験が乏しいあたしでも、女の子と男の子ではショッピングの仕方が違うということは知っていた。
あたしは3番を選んだ。
画面上ではデートの約束の当日がやってきていた。
藍のキャラクターとは前回と違う服装になっていて、なかなか凝っているなと感じさせた。
「どこへ行きたい?」
さっそく藍からの質問だ。
1「ショッピングしたい」
2「ご飯を食べたい」
3「港を見に行きたい」
確か、ゲーム上の約束時間は午前10時だ。
だとすれば2番のご飯には少し早い。
となると1番か3番だ。
「ショッピングは楽しいけど、男の子と行くなら港が見える場所かな」
恋愛経験が乏しいあたしでも、女の子と男の子ではショッピングの仕方が違うということは知っていた。
あたしは3番を選んだ。