エチュード〜さよなら、青い鳥〜
「…これは、ショパンの『雨だれのプレリュード』だね」
レストランのBGMで静かに流れているピアノ曲に、四辻が言った。
「この曲、俺のおすすめはなんといってもマーシャ・アルジェリーナの演奏。何度聴いても毎回感動する」
「マーシャ・アルジェリーナ?最近はお歳のせいかあまり名前を聞かないね。うちにも何枚かCDがあるけど、ショパンのプレリュードは無いな。
そんなにおすすめなら、今後、聴いてみるね」
「もしかしたら、CDになっていないかも。俺が持っているのはレコードだよ」
「レコード!?それじゃあ流石に無理だ。うちにプレーヤーないし。おじい様のうちに行けばあるけど、マーシャ・アルジェリーナのレコード持ってるかな」
レストランのBGMで静かに流れているピアノ曲に、四辻が言った。
「この曲、俺のおすすめはなんといってもマーシャ・アルジェリーナの演奏。何度聴いても毎回感動する」
「マーシャ・アルジェリーナ?最近はお歳のせいかあまり名前を聞かないね。うちにも何枚かCDがあるけど、ショパンのプレリュードは無いな。
そんなにおすすめなら、今後、聴いてみるね」
「もしかしたら、CDになっていないかも。俺が持っているのはレコードだよ」
「レコード!?それじゃあ流石に無理だ。うちにプレーヤーないし。おじい様のうちに行けばあるけど、マーシャ・アルジェリーナのレコード持ってるかな」