エチュード〜さよなら、青い鳥〜
「大輔、初音、こっち」
松岡萌が、初音と大輔を呼び迎える。
「な、初音。やっぱり本当なのか、コンクールに出るって」
初音達が合流して、開口一番尋ねたのは梅田だ。
「あ、うん。さっき先生に梅田と萌も出るって聞いたよ。よろしくね」
「マジか。急にどうしたんだよ」
「コンクール出場が、就職の条件なの」
その一言で急なコンクール出場に納得したらしい萌は、腕を組んで小さくため息をつく。
「就職の条件が、コンクール出場かぁ。縁故だからって簡単に就職できるわけじゃないんだ」
「とりあえず、予選だけでも通ればいいかなって」
松岡萌が、初音と大輔を呼び迎える。
「な、初音。やっぱり本当なのか、コンクールに出るって」
初音達が合流して、開口一番尋ねたのは梅田だ。
「あ、うん。さっき先生に梅田と萌も出るって聞いたよ。よろしくね」
「マジか。急にどうしたんだよ」
「コンクール出場が、就職の条件なの」
その一言で急なコンクール出場に納得したらしい萌は、腕を組んで小さくため息をつく。
「就職の条件が、コンクール出場かぁ。縁故だからって簡単に就職できるわけじゃないんだ」
「とりあえず、予選だけでも通ればいいかなって」