エチュード〜さよなら、青い鳥〜
「後にも先にも、教授のゼミで大学生のうちに社労士の資格を取ったのは君だけだって言ってた。最高の音楽を追求する為にアリオンで働くことを目標にして、人一倍努力して夢を叶えた。めちゃくちゃ印象に残っている生徒だったって。
高司先生の孫、長崎教授のゼミ生。二度も君の名前が出た。
四辻涼くん。営業企画課での君の仕事ぶりは聞き及んでいる。課長も、君を手放したくないと言っている。
ね、四辻くん。
音楽ってさ、世界共通だよなぁ。
いい演奏に感動したり、癒されたりする気持ちは言語や文化の違いを飛び越える。
俺は、そんな最高の音楽を多くの人に聴いてもらいたくて、自分で会社を立ち上げたんだ。うちの会社は、音楽を愛する人材ばかりだ。
俺は彼らの、音楽への愛を存分に発揮できる職場を作りたい。
人事労務管理の仕事は、君の希望する業務ではないかもしれない。
でもね、「人」は、会社の最高の財産であり宝だ。その「人」が働きやすい職場を実現することは、やりがいがあるはずだ。
俺は、君の能力が欲しい。君が必要だ。音楽を愛する君ならきっと、うちの会社を支えてくれると信じてる」
高司先生の孫、長崎教授のゼミ生。二度も君の名前が出た。
四辻涼くん。営業企画課での君の仕事ぶりは聞き及んでいる。課長も、君を手放したくないと言っている。
ね、四辻くん。
音楽ってさ、世界共通だよなぁ。
いい演奏に感動したり、癒されたりする気持ちは言語や文化の違いを飛び越える。
俺は、そんな最高の音楽を多くの人に聴いてもらいたくて、自分で会社を立ち上げたんだ。うちの会社は、音楽を愛する人材ばかりだ。
俺は彼らの、音楽への愛を存分に発揮できる職場を作りたい。
人事労務管理の仕事は、君の希望する業務ではないかもしれない。
でもね、「人」は、会社の最高の財産であり宝だ。その「人」が働きやすい職場を実現することは、やりがいがあるはずだ。
俺は、君の能力が欲しい。君が必要だ。音楽を愛する君ならきっと、うちの会社を支えてくれると信じてる」