独占欲全開の超イケメン俳優と秘密の同居生活始めます!
『雅妃…俺、お前とキスしたい』


『え…』


その瞬間、亜希斗さんの唇が私に重なった。


目を閉じる間もなく…


何なんだろ?


この感じ…


私の視野に入る星達がピカピカ光って…


こんな綺麗な星空に包まれながら、私は、大好きな亜希斗さんとキスしてるんだ。


1度唇を離し、私を見て…


『好きだ…愛してる。雅妃とのキスシーン…すごくいい』


そう言って、また…


亜希斗さんは、激しくそれを繰り返した。


何度も何度も。


恥ずかしいはずなのに、私はそれを受け入れ、そして…


亜希斗さんの情熱的なキスの嵐に、体がかぁーっと熱くなるのを感じた。


私、おかしいのかな?


こんな自信のない自分なのに、亜希斗さんに…


もっと…して欲しい…って、そう思ってしまってる。


『雅妃と…ずっと…こんな風にキスしたかった』


『…亜希斗さん、嬉しい…』


『続き…しよ』


甘くセクシーな亜希斗さんの短くも官能的な言葉に、私は、何も考えられずに、ただうなづいて答えていた。
< 105 / 133 >

この作品をシェア

pagetop