独占欲全開の超イケメン俳優と秘密の同居生活始めます!
宿泊先のホテル。


亜希斗さんの部屋の大きな白いベッドが、私の目に飛び込んで来た。


『誰にも邪魔されないで、2人で…したい。雅妃のこと、気持ちよくさせてやるから。ここからは…ベッドシーン。わがままだと分かってたけど、他の女優とは演技でもしたくなかった。俺は…お前としたかったんだ。嫌だって言っても逃がさないよ』


亜希斗さん…


しばらく一緒に住んでても、私を無理やりに口説くことは無かった…


なのに、今日は…


こんなに強引で、激しくて、甘くて、いやらしい言葉をぶつけて来る…


どうかしちゃった?


ううん、私の方が…


もう、あなたに狂わされて、どうかしちゃってるよ。


お願い…抱いて…


そんな感情が、私を支配した。


亜希斗さんのせいだよ…


私の中からこんな気持ちが溢れ出してしまったのは…


どうしてくれるの…?


ねえ、亜希斗さん。


『逃げたりなんか…しない』
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