独占欲全開の超イケメン俳優と秘密の同居生活始めます!
初めて本物を見た時は、あまりのイケメンぶりに衝撃を受け、緊張と興奮に気持ちが高ぶったのを覚えてる。


それに…


亜希斗さんのマネージャーになって半年も経つのに、私は今でもまだ…


会う度にドキドキするんだ。


『亜希斗さん!良かった。今どちらですか?』


電話がつながり、ようやく声が聞けた。


『…雅妃?』


電話越しのめちゃくちゃセクシーな呟きに、思わずドキッとした。


『…あ、は、はい』


『悪い、寝てた…でも、まだ時間大丈夫だよな?』


寝てたって、珍しいな…


最近、仕事が大変だから、やっぱり疲れてるんだろうな…


『すみません。進藤専務から電話があって、入り時間が5時に変更になったみたいです。もうすぐそちらに着くので、準備よろしくお願いします』


『わかった。すぐ降りる』


私は、マンションの下に車を止めて、しばらく待った。


ふとルームミラーを覗くと、自分の疲れた顔が写った。
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