独占欲全開の超イケメン俳優と秘密の同居生活始めます！

『僕は同級生だった頃から、もうずっと雅妃のことを想ってるんだ』


『え…』


『雅妃はさ、僕がいろいろ悩んでた時に、いつも励ましてくれたんだ。どんな時も、優しくて、頑張りやさんで…そんなあいつのこと、本当に好きだった。偶然同じ事務所で出会って…改めて思ったよ。僕は本当に…雅妃が好きなんだって…』


『嘘…雅妃さんって、そんなに魅力ありますか？私…大智さんのこと何でも知ってます。雅妃さんよりもたくさん。だから…私のこと彼女にしてもらえませんか？』


彼女って…


突然、積極的になった？


でも、悪いけど…


そんなに必死に言わないで欲しい…


その願いを叶えることは、絶対に出来ないから。


『…ごめん。明日花ちゃんは確かに可愛いと思う。でもさ、僕にとっては…雅妃は君の何倍も魅力的なんだ。例え、僕の想いが伝わらなかったとしても、それでも…あいつのことを好きだって気持ちは、絶対に変わらないから』


明日花ちゃんの目に涙が潤んだ。


女の子を泣かせるなんて、本当はつらいけど…