独占欲全開の超イケメン俳優と秘密の同居生活始めます!
そして、後は…


雅妃に結婚を申し込むだけだと思ってた。


その日までは、雅妃の体は求めない。


そう決めていた。


「雅妃が欲しい」


そう何度もうずく体と心を抑えるのは、難しいことだった。


同じ部屋にいて、ただキスをするだけで…


いろいろ悩んで、今日、俺は…雅妃に思いを伝えることにした。


全てを全部。


2人きりの部屋。


雅妃は、大智のこと、明日花ちゃんのこと、いろいろな思いを一生懸命話してくれた。


『俺も隠し事は…しない。雅妃には、そう誓う』


愛しい人が、ゆっくりとうなづく。


『私…やっぱり、亜希斗さんが…好き。こんな地味な私が、厚かましいですけど…でも…こんなに誰かを想ったのは初めてです。憧れの気持ちは…もう、ありません。本当に…亜希斗さんを愛してるから…』


雅妃の頬に、綺麗な涙が流れる。


『可愛いよ。本当に雅妃は可愛い。自分ではわからないのか?こんなに…素敵な女性だと言うこと…』
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