独占欲全開の超イケメン俳優と秘密の同居生活始めます!
マネージャーの仕事、結構大変なんですけど…


その上、料理や洗濯、掃除までしたら、私…


かなり大変かも知れないな…


何だか少し不安になってきちゃった…


『でも、お姉ちゃん…亜希斗さんの大ファンなんだし、もし上手くいったら玉の輿に乗れるかもよ。憧れの王子様と結婚なんて最高だよね。まあ、頑張って~』


『本当に、言いたいこと言って。そんな簡単なことじゃないんだからね』


『あとさ!私が出て行ってあげる代わりに、わかってるよね?』


櫻が大きな目を見開いて、私に近づいて来た。


『わ、わかってるって。大智でしょ?大智に会わせたらいいんだよね』


『そうそう。約束だからね!絶対大智君に会わせてよ!絶対だよ~』


そう言いながら、櫻はルンルンでまた片付けを始めた。


大智を…ダシに使ってしまった…


ごめん…


でも、本当に私、亜希斗さんと一緒に住むのかな?


いつまでも信じられない自分がいた。


明日、私は…


亜希斗さんの部屋に荷物を運んで…


そして…


一緒に…生活を始めるんだ。
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