独占欲全開の超イケメン俳優と秘密の同居生活始めます!
『雅妃。近々、時間ある時、眼科に行っておいで』


『え?』


亜希斗さんが、また…


そう言いながら、私の側に来た。


ちょ…


ちょっと…


亜希斗さんの両手が私の耳元に伸び、そっと優しく…眼鏡を外した。


『亜希斗さん…私』


大きな手のひらで、頭をゆっくり撫でられた。


その指が動くたびに、私の心がどんどん刺激されていく…


「あっ…」


思わず、声が出そうになった。


恥ずかしい…


私は、ゆっくり目を閉じた。


嫌なんじゃない…


不思議だけど、なぜか…


どうしようもなく亜希斗さんに触られたいって…


そんな、変な衝動にかられてしまったんだ…


こんな気持ち、初めて。


すごくすごく照れるのに「もっと…」って…


心が勝手に思ってる。


私、おかしいよね…


『ねえ雅妃…この眼鏡とはさよならしよ。コンタクトにして、その顔…もっとちゃんと俺に見せて…』
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