独占欲全開の超イケメン俳優と秘密の同居生活始めます！

ちょっと…


視線が…冷たい気がする。


気のせいかな？


『あ…そうですね…』


『漣さんは年上なのに…しかも、和倉さんはただのマネージャーだし。マネージャーが、俳優を名前で呼ぶなんて…ちょっとどうなんでしょう』


ロングヘアの下の方にパーマをかけて、女性としての魅力を余すことなく出せてる高杉さんに言われたら…


私みたいなマネージャーが、確かに、ちょっと変なのかなって思ってしまった。


『元々、漣さんって呼んでたんですけど、なんかよそよそしいから亜希斗って呼んで欲しいって…そう言われて…もちろん、歴代マネージャーみんな下の名前で呼ばせてもらってます』


『進藤専務さんには、私もお世話になってます。あの人が亜希斗って呼ぶのはもちろん納得ですけど…あなたは…』


怪訝な顔をして私を見てる高杉さん。


顔合わせ当初は、明るく接してくれて、ニコニコ笑顔を振りまいて可愛い人だなって思ってたのに…