【完結】警察官な彼と危険な恋愛白書
それからというもの、毎日事件はやってきて。
「川畑!5丁目のコンビニで窃盗事件発生だ!すぐに源さんと現場へ向かってくれ!」
「はい!了解しました!源さん、行きましょう!」
急いで捜査車両に乗り込み、現場へと向かった。
現場までは車で約25分だ。その車内の中で、いきなり源さんが言葉を発した。
「……川畑」
「はい?何でしょうか?」
「彼女、大切にしてやるんだぞ?」
「えっ!?」
な、なんで知ってるんだ……!?
「あれ?お前、彼女出来たんだろ?」
「な、な、なんで知ってるんですか!?」
「この前山崎と話してただろ?あれを聞いてしまった」
「……マジすか」
あれを聞かれてたのか……。源さんにまで聞かれていたとは、思わなかったけど……。
「まぁ彼女が出来てウキウキなのはいいが、あまり羽目を外すなよ?」
「分かってますよ。てか別に、ウキウキじゃないですし」
「まぁまぁ、お前はまだ若い。仲良くやれよ?」