【完結】警察官な彼と危険な恋愛白書
【事件の進展】
side裕太
若葉さんと夜を過ごしてから3日後の朝、7時。寝ている時に山崎から電話がかかってきた。
「はい……もしもし?」
「川畑!朝早くに悪い!」
「おぉ。どうした?」
「またコンビニ強盗が発生だ!今度は3丁目付近だ!同じく犯人は目出し帽を被った男だ。恐らくこの前の犯人と同一人物と思われる」
「何?分かった!すぐに行く!」
「頼む!俺もすぐに行く!」
「現場の地図送ってくれ」
「了解!」
捜査が難航していたあのコンビニ強盗事件が、新たな場所で起こった。
防犯カメラに映っていた男から見て、同一人物で間違いないとのことだった。
俺は急いでスーツに着替えると、そのまま現場へと直行した。
「源さん、おはようございます。早いですね?」
「たまたま近くにいてな」
「そうだったんですね」
現場に着いた時にはもう、源さんは先に来ていた。源さんはちょうど署に向かう所だったらしく、たまたま近くにいたそうだった。