【完結】警察官な彼と危険な恋愛白書

side若葉



 「ありがとうございました〜」

 「あ、若葉ちゃん!」
 
 「はい?」

 「ごめん!悪いんだけど、コンビニでケチャップ買ってきてくれるかな?」

 「はい。いいですよ!あたし、ちょうどこの後、休憩なので」

 「本当ごめん!よろしく頼むよ!」
 
 「はい。了解しました!」

 店長にケチャップ買ってきてくれと頼まれたあたしは、休憩に入ってすぐ、ケチャップを買うためコンビニへと向かった。

 だけど。まさかこの後、あたしはあんな事件に巻き込まれることになるなんて、思ってなかった。

 店から歩いて15分の所にあるコンビニに入り、カゴの中にケチャップ。そして飲み物とサンドイッチと、デザートに食べるプリンやヨーグルトなどを入れた。

 そしてお会計をしようと思ってレジへと向かった。……その時だった。

 「おい!!レジにある金、全部出せっ!!」

 「きゃあああ〜!!」

 「早くしろ!!金全部この中に入れろ!!」

 
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