【完結】警察官な彼と危険な恋愛白書
そんなこんなで、一段落ついて落ち着いたのは、夕方4時くらいだった。
「はぁ〜疲れたぁ〜」
「若葉さん、休憩行きましょう!」
「うん。行こうか」
「まかない何か食べます?」
「ううん。あたしちょっと外の空気吸いたいから、ちょうどだしコンビニ行ってくるよ」
「そうですか?あ、じゃああたしも行っていいですか?」
「いいよ。行こっか」
「はい!」
一旦服を着替えてコンビニに行くためあたしと同じシフトで出勤していたバイトの遥香(はるか)と外に出た。
外に出ると心地よい風が広がって、なんとも言えないくらい気持ちよかった。
「若葉さん、そういえば、この前あの後大丈夫でした?」
「あ、ひったくりの後?大丈夫だったよ。家にも帰れたし」
「膝ケガしたんですよね?」
「そう。抵抗したら引きずられちゃって」
「え〜痛そう!」
「でもその後刑事さんが戻ってきてくれて、病院につれてってくれたんだ〜」