【完結】警察官な彼と危険な恋愛白書
「そうだったんですか?」
「うん。カバンの中身も無事だったし、本当に良かったよ」
「良かったですね!」
「刑事さんその後、何かまたお困りのことがありましたらっていつでもご連絡くださいって、名刺まで渡してくれたの」
「え〜素敵な刑事さん!」
「でその刑事さん、この前うちの店に来たの」
「え!?そうなんですか!?」
「うん。あたしも驚いたし、向こうも驚いてたよ」
「いや、でも、そうですよね!?まさかの再会ってことですよね!?」
「ねぇ〜。同僚の刑事さんと来てたよ」
「え〜!警察官もパンケーキとか食べるんですね(笑)」
「ね、警察官ってアンパンと牛乳のイメージしかないもんね(笑)」
そんなことを話していると、あっという間にコンビニに着いた。
そしてレジでお会計をしている人を見て、思わず笑ってしまった。
だって本当にアンパンと牛乳を買っていたからだ。まるで刑事さんみたいだなと思っていたら……。