【完結】警察官な彼と危険な恋愛白書
「「ごちそうさまでした」」
二人でお昼を食べた後、ペンギンの餌やりタイムが始まるためペンギンがいる外広場に向かった。
「ここだ。ペンギンの餌やり。けっこう人集まって来てるね?」
「そうだね。みんなペンギン好きなんだね」
「うん。あともうちょとで始まるね?」
「そうだね」
ペンギンの餌やりが始まるまでの間、若葉さんはペンギンの写真をたくさん撮っていた。
その表情はまるで子供みたいで、すごく可愛かった。
「それでは今からペンギンさんの餌やりを始めたいと思います!」
飼育員さんの掛け声でペンギンの餌やりがスタートした。ペンギンも小さいのと大きいのがいて、大きいのは多分、王様ペンギンかな?
「あの大きいペンギンって、王様ペンギンかな?」
「どうだろ?そうなのかな?」
「けっこう大きいね」
「ね、大きいね?写真撮っちゃおうっと!」
若葉さんは嬉しそうに場所を変えながらペンギンの写真を撮っていた。