【完結】警察官な彼と危険な恋愛白書


 「たくさん写真、撮れた〜」

 「よかったね。子供に紛れて楽しそうだったよ?」

 「えっ!?そ、そう!?」

 「うん。可愛かったよ」

 「……は、恥ずかしい……」

 若葉さんは顔を真っ赤にして恥ずかしそうにしていた。

 「そう?たまにはいいんじゃない?こうやって楽しむのも」

 「そ、そうかな?」

 「うん。次は何の魚見ようか?」

 「あ、そうだね。見てない所あるし、それを見に行こっか?」

 「そうしようか」

 その後はちょっとずつ水族館の中を見て回り、最後にお土産コーナーを見て回ることにした。

 「あ、このマスコット可愛い!」

 若葉さんが見つけたのは、可愛いイルカのマスコット。青とピンクの2色があって、可愛かった。

 「可愛いね?」
  
 「ね、可愛い!これほしいかも」

 「じゃあ、これを二人で色違いで買おっか?」

 「えっ、いいの?」

 「うん。水族館デートの記念に、買おうか」

 「うん」

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