【完結】警察官な彼と危険な恋愛白書
【愛しい彼の温もり】
side若葉
「若葉さん、お待たせしました」
「あ、裕太さん!」
「若葉さん、会いたかったよ!」
「あたしもです。会いたかったです」
裕太さんは事件の捜査で忙しくて、なかなか会えずにいたけど。1週間ぶりに会うことができて本当に嬉しい。
「裕太さん、明日本当にお休みですか?」
「本当に休みだよ。事件も解決したし、若葉さんと1日一緒にいられるよ」
「よかった」
1週間裕太さんとあまり連絡が取れなくて、正直言うと寂しかった。会いたいのに会えなくて……。
だけど今日こうして会うことができてかなり嬉しい。こんなに嬉しくなるんだなって改めて思った。
「若葉さん、今日泊まってもいい?若葉さんの家に」
「え?本当?」
「うん。一緒にいたいから。……ダメかな?」
「ううん!ダメじゃない!泊まってほしい」
「ありがとう。じゃあそうするよ。一緒にいれて、嬉しい」
「あたしも!じゃあ夕飯作っちゃおうかな?」