【完結】警察官な彼と危険な恋愛白書
「え?いいのかい?」
「うん。肉じゃが時間かかるし、先に入ってきて?ゆっくり温まって疲れを取ってきて」
「じゃあお言葉に甘えて……。ありがとう」
「うん。バスタオル洗面台に置いておくね?」
「ありがとう」
裕太さんがお風呂に入っている間、あたしは夕飯の支度に取り掛かった。
ジャガイモの皮を向くのが大変だなって思うけど、その分美味しくなってくれたらと思っている。
玉ねぎを切ると目に染みて、涙が出てきてしまい。目が痛かったけど、しばらくしたら治った。
お肉と玉ねぎなどを炒めた後、ジャガイモわ他の材料を鍋に入れてお水と醤油、みりんやお砂糖、出汁などで味付けしてしばらく煮込んだ。
その間に余った玉ねぎとワカメを入れてお味噌汁を作った。出来上がった頃には裕太さんがお風呂から上がっていて。
寝間着姿でリビングへと戻ってきた濡れた髪の毛を拭く仕草にキュンとしたけど、それは恥ずかしいから内緒にしておこうっと。