【完結】警察官な彼と危険な恋愛白書


 「若葉さん、お風呂ありがとう。すごくホッとして気持ちよかったよ」

 「よかった。もうすぐご飯出来るよ」

 「いいニオイ。お腹空いたな〜」

 「裕太さん、お水飲む?」

 「あ、飲みたい」

 「はい」

 裕太さんにミネラルウォーターのボトルを渡すと、裕太さんはペットボトルの水を勢い良く飲んでいた。

 「うん。うまい」

 「すごい飲みっぷりだね」

 「喉乾いてたんだ」

 「そっか。遠慮なく飲んでね」

 「ありがとう。何か手伝おうか?」

 「ううん。大丈夫だよ!座って待ってて」

 「そう?ありがとう」

 肉じゃがが仕上がったのを確認して、お椀をお味噌汁とご飯を盛り付けて、テーブルに運んだ。

 肉じゃがは大きめの器に入れて持っていった。

 「裕太さん、お待たせしました」

 「うわ、おいしそう!」

 「じゃあ食べましょうか」

 「いただきます」

 二人で食べる夕飯は久しぶりで、裕太さんは肉じゃがを美味しと何度も言いながら食べてくれた。

 
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