【完結】警察官な彼と危険な恋愛白書
若葉さんとだから、そう思ったんだ。若葉さんとこれからも俺は、ずっと一緒にいたい。
本気でそう思ってる……。こんなにも愛してると感じたのは、初めてだ。
俺はそんなことを思いながら、もう一度ベッドに戻り眠る若葉さんの体を抱きしめながら俺も眠りについた。
「……んん」
朝、カーテンの隙間から差す眩しい太陽の光で目を覚ました。
「もう朝か……?」
目を覚ましてふと隣を見ると、若葉さんは居なくなっていた。どこに行ったのだろうと思いキッチンに行くと、若葉さんはキッチンで朝ごはんの用意をしていた。
「あ、裕太さん、おはよう」
「おはよう……若葉さん」
「もうすぐで朝ごはん出来るから。顔洗ってきたら?」
「あ、うん。そうしようかな……。洗面台、借りるね?」
「うん。どうぞ」
俺は洗面台で水を出して、顔を洗った。冷たい水が目を余計に覚まさせてくれた。
昨日のことだけど。若葉さん、体大丈夫かな……?